今日は石川県片山津海岸で石川鱚酔会主催の「第21回石川オープンキス投げ釣り名人戦」が開催されました。
例年でしたら6月の片山津はバコバコなんですけどね~、どうもあまり釣れてないようです。
午前4時過ぎに片山津海岸に到着。
駐車場にはすでに数十台の車でにぎわっておりました。
参加人数は35名、全国大会覇者が大勢集まり一緒に竿出せるなんて楽しみです(^^)
午前4時45分、開会式。



石川鱚酔会を代表して田中会長からご挨拶と競技説明。
競技エリアは新堀川河口から東はドカンまで。競技時間は午前5時から午前8時帰着。
釣ったキスの匹数で争われます、同匹数の場合は年長者が勝ちの北陸ルールが適用されます。
キスの魚影は総じて薄く、厳しい釣りになりそうです。
第1回戦 5:00~8:00
僕は例年調子の良いとされている塩田奥の階段前に。
皆さん同じ考えのようで広い競技エリアとは思えない密集(^^;
準備開始します。
今日のタックルはサンダウナーコンペⅡ35-405、ダイワ45、PE04号、トップガン30号+自作天秤、手返キス4号10本針仕掛け、エサはイシゴカイで挑戦です。
皆さん遠投気味に投げておられるのでまずは手前のキスを狙ってみます。
2色ラインで小砂利が混じり始めるゾーンでアタリでます。
まずは貴重な1匹。
周りもポツポツとキスをゲットしておられます。
しばらく2色ラインのキスを狙ってますが、4投目にはすでにアタリなくなり素針。
やっぱ投げようっと。
それからは7色ラインでアタリ、連掛けはできませんがほぼ素針のないペースでキスをキャッチ。
ただ、漂流海藻が多く投げると必ずゴミが絡み回収は海藻の塊・・・・
リール壊れそうっす・・・・
手返し悪く効率悪いですがこんな感じで2時間。
少しずつ移動しながら他のポイントを探ってみます。











どこのポイントも同じような感じです。
ここで1回戦終了。
僕の釣果は14匹。
1回戦の結果です。

ドカン近くで超遠投で沖のキスを狙っていた吉野選手が27匹でトップ。
塩田前付近で超遠投でキスを狙っていた米田選手が23匹で2位、でも残念ながら用事があるそうで2回戦辞退されました。
今度、また片山津でご一緒しましょ~♪
第3位は若宮選手、僕の近くで遠投されてキスを狙っておりました。
上位は沖のキスをメインに狙った選手が多かったようです。
第2回戦 8:30~10:30

石川名人戦名物の2回戦、3人で一組で勝負します。
3人でお互いの釣りのスタイル、釣果などがすべてわかってしまうので非常に勉強になります。
僕はB組で西向選手と伍嶋選手がお相手です。

3人で協議してポイントは塩田手前の漂流海藻の少ないエリアに決定です。
1回戦の結果からキスは沖にいるっと決めて更に遠投できるシステムにチェンジ。
開始すぐに伍嶋選手に良型キスのダブル。
すぐに西向選手にもキス。
僕もアタリわかりませんでしたがキス、でも残念ながら波打ち際の海藻に仕掛けとられて痛恨の取り込みミス(><;
へこむ僕に追い打ちかけるように伍嶋選手に連発。
西向選手、僕も漂流海藻に仕掛けをとられなかなかキスを取り込めません。
しばらくで大きな漂流海藻は姿を消しやっとで釣りができる状況に。
ここからの西向選手の追い上げが凄かった。
キスの薄い海からキスを連発、僕も同じことやってるつもりですがアタリ全くなし・・・・
2時間、2人の選手にボコボコにされ心に大きなダメージを受けやっとで競技終了。
各組も順次帰ってきます。
やはり2回戦も厳しい釣りだったようです。
2回戦の結果です。

遠投有利かと思いきや3色付近のキスを攻めた選手も多かったようで片山津は難しいなぁ~

敗者復活枠からは森田選手が11匹で決勝戦に進出です。
決勝戦 11:10~12:40
決勝戦は新堀川河口近くに設けられたエリアで開催されます。
A組からは力石選手。

B組からは伍嶋選手。

C組からは大野選手。

D組からは吉野選手。

E組からは松山選手。

敗者復活戦からは森田選手。

大会開始序盤から超遠投、9色ラインを攻める吉野選手がリード。

やや向かい風なんですけどね~、あの飛距離はホントに素晴らしい。
更に素晴らしいのはたとえ9色ラインのキスでもしっかりアタリをとらえていることで、1匹ずつ慎重にキスを取り込んでおりました。
あっという間の90分でした。
決勝戦の結果がでたところでいよいよ表彰式。
第21回石川オープンキス投げ釣り名人戦を制したのは吉野海洋選手でした。これで石川名人3回目(^^)

準優勝は大野選手。
第3位は伍嶋選手でした。

決勝戦の結果です。

石川オープンにお集まりの皆様、どうもありがとうございました。

大会運営などいろいろ不手際あったことと思いますが、また来年も開催したいと思っております。
ぜひ来年もお越しくださいm(__)m